ヘレン・フィッシャー女史の離婚論

ヘレン・フィッシャー女史は文化人類学者ですが、動物としてのヒトを考えると、4年に1回はメスが主導する形で離婚する、という意味のことを『愛はなぜ終わるのか』という著書で書いています。

これは夜の生活に弱くなったオスをメスが見捨てるからで、現代の離婚状況を巧みに摘出しています。

ところがフィッシャー女史はまったく指摘していませんが、故意に夜の生活を弱くするオスもいるのです。

最初から国際結婚するつもりはなかったのに、さまざまな理由から結婚式を挙げざるを得なくなり、一時的に夫婦にはなったものの、できるだけ早く逃げたいというオスがこれに当たります。

なぜそんなに別れたいかというと、結婚相手にはできるだけ保守的な女性を選びたいからで、そのタイプがさがせないうちに、遊び用のメスにがんじがらめになってしまった、というのが偽らざる男の気持ちでしょう。

日本の男は仕事でも恋愛でも保守的な動物です。

口先だけは勇ましくても、新しい部署にはいきたがりませんし、新しい女も心の中では大嫌いです。

ここを間違えてはなりません。

これは昔から狭い村落社会で暮らしていた頃の遺伝子が伝わっているからで、新しいことをすると長老たちに睨まれたからでしょう。