2013年6月アーカイブ

人と人との関係が希薄となり、自分中心主義が当たり前となっている今の日本人に見られる傾向だとも言えます。

海外の国について関心を持つということは、その国や人との間になんらかの関係が始まることを意味します。

海外の人との相手との関係は、すべてが好ましいものとは限らず、時には、わずらわしいこともあります。

対立、争い、不信などの事態が起きることも考えられます。

このような事態を避けようとして、相手との関係が深まらないように無関心な態度を取ると考えられます。

しかし、国際化時代の今日、相手を無視したり、無関心な態度を取ると、他の国から批判や非難を受けます。

無関心な態度が意図的ではないとしても、相手に理解されない場合は、国と国との間の誤解や偏見が生じる結果をもたらすのです。

接触することによって自分を不安に陥れる異なった文化・人・物に対して、自分自身を守ろうとするのが、多くの人が示す態度、行動です。

私は優秀であり、私の考えは絶対に正しい、間違っているのは、そちらの側だということに固執することは、防衛的態度・行動の典型的な形です。

ある事柄や行動が正しいかどうかを判断する基準は、その事柄や行動が置かれている状況の中で設定されなければなりません。

また、その事柄や行動にかかわる当事者全員の考え方によって確かめられ、検証されない限り、正しいということを判定することはできません。


未知なるものへの興味と関心は、国際結婚を成功させるうえで大きな原動力になります。

自然の事象への興味、関心は、他の人間へ興味、関心を持つことと同じ意識の仕組みであって、相手との関係を実現していく重要なきっかけだと考えられます。

感じたことに素直に従って取る態度、行動は、思考や判断が先行していないので、軽はずみであるとして否定的に受け取られるかもしれませんが、相手を理解する最初の段階の心の動きだとして大切にしてよいのではないでしょうか。

この気軽な関心と正反対のように見られるのが、無関心という態度、行動です。

無関心は、相手を排除したり、攻撃する形となって現れます。

相手が何を求めているのか、何を望んでいるのか、あるいは、何を求めていないのか、何を望んでいないのかということを全く無視した態度、行動として示されます。

狭い社会で、お互いに知り合っている者の間では、特別の配慮をしなくとも相手のことを理解することができます。

しかし、お互いの知らない世界を背景とした人びとの間の付き合いにおいては、配慮し合わないということは、相手を無視するということなのです。

自分の殻に閉じこもり、他に対して関心を寄せようとしない態度、行動は国際結婚においてはご法度です。