国際結婚と「関心・興味」

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未知なるものへの興味と関心は、国際結婚を成功させるうえで大きな原動力になります。

自然の事象への興味、関心は、他の人間へ興味、関心を持つことと同じ意識の仕組みであって、相手との関係を実現していく重要なきっかけだと考えられます。

感じたことに素直に従って取る態度、行動は、思考や判断が先行していないので、軽はずみであるとして否定的に受け取られるかもしれませんが、相手を理解する最初の段階の心の動きだとして大切にしてよいのではないでしょうか。

この気軽な関心と正反対のように見られるのが、無関心という態度、行動です。

無関心は、相手を排除したり、攻撃する形となって現れます。

相手が何を求めているのか、何を望んでいるのか、あるいは、何を求めていないのか、何を望んでいないのかということを全く無視した態度、行動として示されます。

狭い社会で、お互いに知り合っている者の間では、特別の配慮をしなくとも相手のことを理解することができます。

しかし、お互いの知らない世界を背景とした人びとの間の付き合いにおいては、配慮し合わないということは、相手を無視するということなのです。

自分の殻に閉じこもり、他に対して関心を寄せようとしない態度、行動は国際結婚においてはご法度です。



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