■職場の慶弔に関しては
社内に慶弔規定があり、事務的に処理されるのが普通である。

また、それとは別に、結婚祝い、香典、見舞い金などについて、各部署ごとに簡単な規定を設けていることもある。

この場合は、(1)慶弔金として毎月一定額を積み立てる、(2)慶弔ごとに集める金額を決めてある、(3)各自の判断に基づく、のいずれかを選ぶことになる。

つき合いの範囲は、会社の規模や慣習により異なるが、原則的には、同じ部課内に限ってよいだろう。

もちろん、二十人以下の職場であれば、社員全員となろう。

つまり、いつも、顔を合わせて仕事をしている人の範囲と考えればよいわけだ。

この範囲を超える人については、一般の知人同様、つき合いの深さで決める。

お祝い金の額は、同僚とレベルを合わせること。

若い社員は上司より多い金額を包まないのが礼儀である。

なお、管理職であれば、部下の慶弔に際して、ポケットマネーから祝い金や見舞い金、香典などを出すこともある。

その場合、常に、どの部課員に対しても、金額を公平にすることが大切。



■業務上のスケジュールを無視しない
結婚が私事である以上、業務上のスケジュールを無視して挙式のスケジュールを決めるわけにはいかない。

所属部署が多忙な時期に、挙式、新婚旅行のための休暇をとれば、同僚に迷惑をかけることになろう。

披露宴に招待するにしても、同僚たちの都合のやりくりもたいへんになろう。

可能なかぎり業務に支障をきたさないような挙式スケジュールを立てたいものである。



国際結婚
■結婚が決まったら
結婚は本人にとっては一生の大事に違いないが、あくまで私的な慶事である。

その準備はなにかとあわただしいものだが、業務に支障をきたすことのないような配慮が必要である。

いかなる場合も、公私のけじめをつけるのはビジネスマンの心得のうちである。

取引先関係者はいうまでもなく、社内の同僚にも必要以上にふれ回らないこと。

特に、下請け業者や、得意先の担当者への伝え方には慎重を要する。

個人的な事情で迷感をかけることにもなりかねないからだ。

まず上司とか会社の人事部などへ報告し、然るべき手続きをとることが第一だろう。

一定の手順をふめば、それによっておのずと職場内に伝わり、自分自身でいちいちふれまわる必要がなくなるものである。



■上司への報告
短期間とはいえ、まとめて会社を休むわけだから、業務進行上の配慮が必要になり、職場結婚であれば人事上の配慮も必要になるので報告は早めにする。

また、そうした業務上の問題以外にも、上司への配慮という点でも報告は早いほうがいい。

部署の人間が全員知っているのに、直属上司だけが知らなかったというような事態は、避けたい。

プライベートなこととはいえ、人間関係が気まずいものになりかねない。

職場結婚の場合には、いっそうこうした配慮が必要となる。



■結婚した旨の届出
総務部・人事部など規定の部署へ、定められた用紙(書式)で届けを提出する。

これを行わないと、社内の慶弔規定による、結婚祝い金や、扶養家族手当の支給がされなかったり、遅れたりする。

また健康保険証の記載事項の変更などの手続きも忘れないようにする。



シニア結婚
■披露宴への出席の依頼を受けたら
披露宴への出席の依頼を受けたら、事情の許すかぎり快く応じたい。

口頭による招待に口頭で返事をする場合も少なくないが、招待状が送られてきたら、あらためて返信の形で返事をする。

出欠の整理は本人が行っているとは限らないし、本人に口頭で返事をしただけでは間達いも起こりやすいからだ。



■同僚としての心得
披露宴の手伝いなど協力を
披露宴の世話係やスピーチを頼まれたら、よほどの理由がないかぎり快く引き受けたい。

できる形で宴のスムーズな進行を助けたり、雰囲気を盛り上げるために協力を惜しまない。

同僚として披露宴に出席する場合も、単なる招待客としておさまっているだけでなく、いつでも宴の進行の協力者になれる心構えをもちたい。

プログラムに穴があきそうなとき、時間つなぎがほしいときなど、気楽に頼める人がいることは、司会者にとっても心強いもの。



■媒酌人を依頼された場合
立場を自覚して
部下から媒酌人を依頼されたからといって、無造作に引き受けていいというものではない。

特に、直属上司だからという理由で課長クラスが依頼された場合などは、組織人としての事情を考慮する必要がある。

社内に、媒酌人として、よりふさわしい人物がほかにいるかもしれないのだ。

ときには、その人物に橋渡しをする役割を果たす必要もあろう。

自分が引き受けることに問題があると判断したら、依頼者に再考を促してもよかろう。

もちろん、引き受けることに問題がなければ快く承諾したい。

また、支障があっても、本人がどうしても、ということだったら、きちんと根回しをしたうえで引き受けるようにする。

なお、これは部下に限ったことではないが、当人が評価できる人物だと思えないときは、媒酌人を引き受けるべきではない。

本人を傷つけない理由をつけて断るようにする。



国際結婚
■ビジネスマンとして祝う場合

ビジネスマンとして祝う場合も、私的に祝う場合も、基本に変わりはない。

上司、先輩、同僚、後輩、いずれの場合も話を耳にしたら、なんらかのお祝いをするのが自然だろう。

しかし、相手が同じ部課の社員の場合は、お祝いの個人プレーは慎み、その職場の慣習に従うことが大切である。

披露宴に招待された場合は、身内に準じる立場で臨む心配りがほしい。

結婚はあくまで私事ではあるが、職場という組織の中にいるビジネスマンとしては、そのルールの中で自分の気持ちを表すという配慮も必要なのである。



■同僚との足並みを乱さない
特に親しい間柄で、個人として祝う場合もあろう。

ただ、部課内で共同で祝う負担金があるときは、その分を負担したうえで別に行うようにする。

祝いの金品は、目立たないように贈りたい。

品物であれば、デパートの託送などを利用し、自宅へ送るようにする。

個人で同僚や後輩にお祝いを贈る場合は、高額すぎる品にすると、かえって相手に負担をかけることになりかねない。

手ごろな金額で、相手に喜んでもらえる品を贈りたいときは、グループで贈るようにするといい。

代表が「みんなで出し合うので予算はこれくらいだが、何か欲しいものは」と尋ねてもかまわない。

個人にはいいづらくても、共同でということであれば、相手も希望をいいやすくなろう。

直属上司や先輩株の部課員が音頭をとるようにすれば、スムーズにゆくだろう。



熟年結婚
■祝いのお返し

贈られたものの「半返し」が目安。

披露宴に招待できなかった人、招待したが都合で出席できなかった人からもらったお祝いに対して、もらった金品の半額程度の品物を贈る。

お返しの品は紅白の砂糖、石けん、タオル、陶器などがよく選ばれるようだが、現在では特に決まりがあるわけではない。

相手との関係を考慮に入れて、役に立つもの、新カップルの個性が出たものを選びたい。

時期は、挙式後一か月を限度とし、なるべく早くすませるようにする。

包みには紅白の水引をかけ、表書きは「内祝」または「寿」にして、下段に夫婦の名前を並べて書く。

できれば先方に持参して直接渡したいが、最近では、デパートなどから託送している場合が多いようである。



■諸届の提出

婚姻届、住民登録はできるだけ早く

挙式前にすませてなかったら、婚姻届の提出や住民登録の手続きを速やかに行いたい。

婚姻届には成人の証人が二人(家族でも友人でもかまわない)の署名と捺印が必要である。

印鑑は夫婦、証人それぞれが異なる印鑑を使用しなければならない。


結婚通知状は、挙式から一か月以内に出す。

結婚の通知状は、披露宴に出席してくれた人、および人数の関係で招待できなかった人に、結婚の報告をし、指導、支援を依頼するとともに、新居の住所を知らせることを目的とするものである。

友人、知人、恩師、先輩、親類など、できるだけ多くの人に出すようにする。

発送する時期は、挙式から一か月以内。

披露宴の招待状の印刷と同時に発注しておけば、新婚旅行から帰ってすぐに発送にとりかかれて便利である。


■結婚通知状の例?

謹啓 秋色いよいよ濃くなり、皆様にはお変わりなくご健勝のことと存じます。

さて、私たち二人は九月十五日、○○××・△△様ご夫妻のご媒酌で結婚式を挙げ、左記の住所にて、新生活を始めることとなりました。

なにぶんにも未熟者同士のこと、今後とも皆様のご指導を仰ぎたいと存じます。

今までと変わらぬご厚情をお寄せくださいますよう、よろしくお願い申し上げます。

敬具

平成○年十月一日
○○県○○市○町○丁目○番□□××・△△(旧姓○○)



■結婚通知状の例?

結婚しました!
前略 □□××と○○△△は、9月15日に姓がひとつになりました。

お互いに足りないところは補い合い、よいところを強調しつつ、うまくやっていこうと思っていますが、なにぶん皆様よくご存じの、ウッカリ男とノンビリ女。

硬軟とりまぜて、よろしくお願いいたします。

お近くまでおいでの節は、ぜひお立ち寄りください。

駅前まで送迎用の自転車が発進いたします。


余白には自筆で、旅行中の感想や、新居へ招待したい旨を書き添えれば、心のこもったものになる。




結婚相談所 20代
■近所へのあいさつ

新居に住むのが夫婦二人だけの場合なら、引っ越しのあいさつを兼ねて、二人で回るのが望ましいが、妻だけでも差し支えない。

あいさつする範囲は、なにかと世話になりそうな両隣と向かい程度とする。

アパートやマンションの場合は、管理人や家主へのあいさつも忘れないようにする。

手みやげは、風呂敷、手ぬぐい、タオルなどに、「粗品」の表書きののし紙をつけたものを用意する。

新婦が夫の家族と同居する場合は、夫の母親とともに回るのがしきたりだが、夫婦で回ってもかまわない。

このときの手みやげやあいさつの範囲は、姑の指示を仰いだほうがいい。

なお、訪問先では、すすめられても玄関先で失礼するのが常識。

早朝や昼食どき、夕方や夜などの多忙な時間を避け、昼間のうちに回るようにする。




■披露宴で世話になった人へのあいさつ

披露宴で主賓として祝辞を述べてくれた人にも、手みやげ持参で訪問し、あいさつをしておきたい。

また、司会者や受付係、世話役を引き受けてくれた人たちの場合は、二人で訪問してあいさつするより、旅行後の後始末が一段落したころに、新居に招待して、手料理などでもてなすという方法にしたほうがよいだろう。

なお、諸係は、披露宴当日に現金の立て替えをしてくれていることが多い。

たとえ小さな金額でも、そのままにしておくのは失礼である。

自宅に招いたときに確認して、きちんと清算しておくようにしたい。





国際結婚
■両親へのあいさつ

新婚旅行から戻ったら、可能ならその日のうちに、双方の両親にあいさつをするようにしたい。

時間的、距離的にムリな場合は、帰宅直後に電話して、とりあえず無事に帰ったことを伝えておく。

できれば翌日にでも、旅先のみやげ物を持参し、あらためて帰宅の報告とお礼をすませる。




■仲介者(媒酌人)へのあいさつ

媒酌人にも、挙式まで世話になった仲介者にも、新婚旅行から帰ったら、二、三日中には必ず訪問して、あいさつをしておかなければならない。

帰宅した日か翌日に、とりあえず電話で帰宅の報告を兼ねて、丁重にあいさつし、都合を尋ねる。

訪問するときは、服装を整え、旅先のみやげ物を持参する。

また、両親がまだお礼をすませていない場合は、この日にきちんとすませるようにする。

結婚祝いをもらっているなら、その金品の半額程度のお返しも、このときにしておきたい。

縁談から挙式を通じて世話になった仲人へは、結婚後三年間は中元、歳暮を贈る配慮を忘れないようにする。

名誉媒酌人へは、一年間というのが常識とされている。




■親類へのあいさつ

親類へのあいさつ回りは、夫婦そろってするのが望ましいが、夫の都合がつかない場合は、夫の母親とともにする。

家族とも会い、あいさつを交わすようにする。

最近は、親類へのあいさつは、翌年の年始のあいさつを兼ねて行う場合が多くなっているようである。



セレブ 結婚
■披露宴がすんで、すぐに新婚旅行に出発する場合

新婦は披露宴では食事をとりにくいもの。

披露宴がすんで、すぐに新婚旅行に出発する場合は、あらかじめ軽食を用意しておくとよい。

乗り物の中で新婦が眠そうだったら、話しかけるのを控えて、しばらく休息させる心づかいをもちたい。

宿泊先に落ち着いたら、それぞれの両親と仲人(媒酌人)には電話で到着を知らせ、礼状を書いて出すのが礼儀である。

披露宴に参列してくれた友人や新婚旅行の見送りをしてくれた人にも、旅先で求めた絵ハガキを出すと喜ばれよう。

みやげ物を贈る人は、あらかじめリストアップしておき、買いすぎないように気をつける。

みやげ物は、自宅にまとめて送っておいて、帰宅してから先方に持参するようにする。

旅先から直接送るのは失礼にあたる。

やはり相手方を訪問して、旅のみやげ話といっしょに手渡したいものである。


■新婚旅行から戻ったら

挙式や披露宴が無事にすみ、新婚旅行から戻ると、いよいよ新生活のスタート。

なにかと忙しく、落ち着くまでには相当の時間を要するだろう。

しかし、あわただしさに紛れて、挙式、披露宴で世話になった人や、親類へのあいさつなど、やるべきことをおろそかにしてはならない。

きちんとけじめをつけて、新生活の一歩を踏み出したいものである。




国際結婚

双方から交際を申し出た場合

■お互いに交際してみたいという希望でしたら、後日、世話人からその旨の話があります。

この場合まったく問題はありませんから、あとは恋愛の場合と同様に、その後は二人に任せてお付き合いをさせ、本人の気持ちの進行を見守りましょう。

ただ、見合いでは世話人の方や相手の家なども関わっていますから、二人の中がどんどんよくなるのはいいのですが、関係者をないがしろにするようなことはしてはなりません。

節度ある交際を求めましょう。

■また子供が先方のお宅を訪問するときは、菓子など負担にならない手土産を持っていくようにアドバイスします。

二人の交際が続いている間に、世話人を通して相手のご家族との交際の機会を持ちます。

結婚ということになれば、両家の家族の折り合いも非常に大切な要素です。

恋愛結婚の場合と違い、相手の家庭環境まで理解し合える近道になります。

■お見合いの結果、どうも本人の心が動かず、交際する気がおきないという場合には、世話人にその旨お断りするということになります。

この場合がもっとも神経を使わなくてはなりません。

優柔不断はいけません。

なるべく早めに世話人を訪問するべきです。

このとき、本人だけが伺う場合、または本人と親が同行する場合、本人が伺えず親が代わりに伺うという場合があります。

いずれの場合でも世話人のご苦労へのお礼と、断る理由をていねいに申し述べるようにします。

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