見合いの席での紹介の仕方

お見合いの場で世話人が二人を紹介するとき、まず男性を、そして女性という順番が普通です。

レディーファーストとはいいますが、この場合、紹介される側、つまり女性の方に重きをおいていると考えます。

世話人から紹介を受けたら、にこやかにリラックスして椅子から立ち上がり、フルネームを名乗ってから「よろしくお願いします。」と挨拶をします。

和室の場合は座蒲団をはずして、畳の上での挨拶となります。

簡単なことですから意外に思われるかもしれませんが、実はこの挨拶がしっかりできない人が多いのです。

世話人に紹介されて「どうも・・・。」と軽く会釈をする程度なのです。

恥ずかしい話ですが、親としてそれとなく挨拶の仕方を話しておいたほうがいいでしょう。

親が付き添いで同席している場合には、この次に親の紹介がありますので、同じように名前を名乗って挨拶します。

双方の紹介が終わりましたら、身上書に書かれた内容や趣味などを話し合い、相手の人柄、感性などを感じとります。

まずは初めての見合いですから、あまり詳しく追求するような会話はやめましょう。

根掘り葉掘り、あるいは喧嘩腰というような印象をあたえて好ましくありません。

交際の回を重ねて何度もお会いするうちに、条件に合うかどうか尋ね合うようにと、親としてはアドバイスしておきましょう。

とくに親が付き添っている場合に、会話が途切れてはいけないと気をつかったのが裏目に出て、単刀直入な質問になりがちですから注意してください。

世話人なしで本人同士が会う場合は、男性から自己紹介をするということも頭に入れておいてください。

国際結婚

お見合い当日の経費として必要なものに、食事代、場所代、交通費などがあります。

世話人が立ち会う場合、当日の諸経費は前もって世話人に立て替えをお願いしておき、後日、相応のお礼として、ご酒肴料の名目でお包みするのがよいと思います。

また、お見合いの準備をお願いに伺うときに、「おまかないをお願いいたします。」と事前に案分の金額をお渡ししておくのもひとつの方法かと思います。

そうした細かな配慮をしておかないと、例えばレストランのレジの前で、「僕が払います。」「私が払います。」と言い合うことになります。

これは一見謙虚なようですが、はたから見ていますとけっこう見苦しい印象を受けるものです。

「では折半にしましょう」と半額ずつ出し合うという場合もありますが、お見合いというのは結婚にまつわるおめでたい席です。

その場で半分に切る、折るという言葉が出てくるのはよくありません。

こだわる必要はない、と思われる人も多いかもしれませんが、これから何10年と続く幸福のスタートといえる縁起のいいことなのですからプラス指向で考えて、「同様に出し合うということにしましょう。」という言い方にしたいものです。

あるいはどちらかが一歩引いて「のちほど精算させていただきます。

今はお立て替えをお願いします。」としておくときれいです。

このどちらかが支払う場合でも、世話人の分を含むのは当然のことです。

よく、「見合いの支払いは、今後リードするべき男性の側が持ったほうがいいのでしょうか?」という質問があります。

しかし、お見合いの段階では先程申し上げたように、同様に出し合うのがいいでしょう。

これとて例外はあるものですが、世話人との打ち合わせが肝心です。

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見合いの服装のマナー

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■女性
お見合いは本人を知っていただく場ですから、 慣れない振り袖を着るよりは、ちょっと気の利いた普段着をなにげなく着こなしましょう。

相手にいい印象を与えようと考えるのはどちらも同じですが、派手に着飾って窮屈になっては、満足な会話もできません。

もっとも自分らしさが出る服装がいいことはいうまでもありませんが、時と場所の雰囲気に合った、本人たちの好きな服装にしましょう。

ただ、基本的に、男性は折り目正しくプレスされたスーツとワイシャツ、明るく品のいいネクタイという姿で十分です。

問題は女性の場合ですが、仮に夜の会食とかコンサートというケースでしたら、少々派手目にドレッシーな服装でもいいでしょうし、ティーラウンジなどであれば、ちょっとくだけた感じでもかまいません。

また遊園地など、見合いのときの服装でスーツでは、かえって窮屈な印象を与えてしまうことにもなりかねません。

絶対によしたほうがいい服装というのは、シースルーやキンキラキンの派手なものです。

第一印象は大切なものですから、普段の生活も派手なのではないかと見られてしまうことにもなりかねません。

とにかく実力以上に気張ることのないようにしたいものです。

どうしても迷ってしまうような場合は、世話人と打ち合わせてみるようにすればよいでしょう。

母親が娘を少しでもよく見せたいという心から、自然と華やかにしすぎてしまう傾向があるのです。

ヘアメーキャップもあまり凝りすぎずに、自然な装いを心がけましょう。

アクセサリーも同様にあちらこちらと付けすぎてはいけません。

■男性
男性もタイピンとカフス程度にしておきましょう。

男性も女性も清潔感が一番好印象をあたえるということを忘れずに。

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見合いの場所・以前の見合いは

■見合いの場所
本人たちが行きつけの場所であれば、緊張もほぐれやすく会話もはずみます。

あまり格調が高く、二人がコチコチになってしまうような場所は困りものです。

二人の性格、人柄、趣味なども十分考慮に入れて選びましょう。

レストランやラウンジは予約をしておく必要があります。

リラックスしながら話をするには、食事をとるよりもケーキとお茶など、軽いものから始めるのもひとつの方法です。

また世話人が自分の家に招いて、リラックスした雰囲気を演出しようとすることもあります。

その場合は硬くならないように二人だけの散歩の時間をとるなど配慮していただくようにしましょう。

■以前の見合いは
以前の見合いというと親や家族も正装してついて行きましたが、最近はそういうことは少ないようです。

本人同士が恥ずかしがり屋で話のきっかけがつかみにくいのではなどと心配をしすぎて、親同士の自慢話に花が咲いてしまっては困りものです。

本人同士の意思にまかせてかまいませんが、やはり付き添いは控えたほうがよさそうです。

ただ、どうしても付き添いが必要という場合、男性には母親、女性には父親が付き添います。

付き添いの人数は双方同数が原則ですが、大人数になってしまっては、見合いという感じがせず、うまくいくものもいかなくなってしまいます。

また昔から、見合いの席には美人の姉や兄嫁は避けるべき、と言われるように、年齢の近い同性の兄弟姉妹が付き添うこともよしたほうがいいでしょう。

初めての見合いは世話人の紹介で、当人二人のざっくばらんな話がいいのではないでしょうか。

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お見合いの日程・時間・場所

互いの希望や条件が折り合って、親も同意ということになれば、いよいよ、お見合いです。

しかし、あまり堅苦しく考えないほうがいいでしょう。

見合いをしたからといっても必ず結婚をしなくてはならないということはないのです。

あくまでも人生の伴侶を見つける機会のひとつだと考えて、肩の力を抜いてお会いしましょう。

見合いの設定は世話人の役目になります。

■日程
双方の都合をよく聞いて、日取りと場所を決めていただくのですが、自分の予定を一方的に言って世話人を困らせないようにしましょう。

一般的には日曜日か祝日になることが多いようで、大安や友引などの吉日を選ぶのが普通です。

■時間
おめでたいことは午前中がいいといいますが、だいたい午前10時から午後4時に設定されているようです。

仕事の関係でお互いの休日が異なる場合は、平日の夕方という場合でもかまわないでしょう。

■所要時間
時間は1時間半から2時間程度にします。

■場所
場所は世話人と両家ともに地理的に無理のないところがよく、静かなレストランやホテルのロビーで、食事をとりながらの談笑ということが多いようです。

席は落ち着きのある、適度に明るい雰囲気があるところがいいでしょう。

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■主賓のはなむけの言葉例
主賓(いちばんたいせつな客)の祝辞のサンプルも、これまた家庭での披露宴でのべておいたところです。

が、ホテルなどの披露宴の席では、何か一言、はなむけの言葉をのべるのが、主賓として、先輩としてのしきたりとなっています。

「・・・ところで、テーブルには、美しいバラの花がかざられてあります。

このホテルの庭にもいまを盛りと咲ききそっています。

取りも直さず新夫婦の前途を、象徴しているといってよいと思いますが、結婚はおめでたいものであり、人生の花でありますと同時に、だれもが申しますとおりに、その行くては、往々にして風雨や霜雪に出あうものであることも、あらかじめ覚悟しておかなければなりません。

しあわせいっぱいのお二人に、こんなことをいうのはどうかと思うが、そうしたときこそ、夫婦が手をとりあい、忍耐と勇気をもって進むことが・・・」


■乾杯から祝宴にはいるまで
「暦越ではございますが、司会のかたのご指名によりまして・・・」

と、副賓の音頭で、全員起立のうえ、新郎、新婦の前途を祝した乾杯がすみますと、司会者は、

「それでは、これから新郎、新婦がウエディング・ケーキにナイフを入れます。

みなさま、どうぞ拍手でご祝福願います」

この声のもと、立ち上がった新郎、新婦は、新郎の手が紅白のリボンに飾られた銀のナイフをもった新婦の手に、そっと添えたまる、三段重ねのウエディング・ケーキに、ナイフを入れます。

と、いっせいに拍手がわき起こり、ケーキはそのまま運ばれ、オードブルが順に配られます。

「では、これより新婦のお色直しでございますので、拍手でお送りお願いし、祝宴にはいりたいと存じます。

おもてなしとてもございませんが、ゆっくりおすごしくだされば幸いです」

■披露宴の口火を切る司会者
来賓を迎えおわり、新郎、新婦が媒酌人の先導で入場すると、司会者はロ火を切ります。

「ただいま新郎、新婦の入場でございます。みなさま、拍手をお願いします」

そして、新郎、新婦が着席しますと、式次第のメモを片手に、

「みなさま、たいへんお待たせいたしました。本日は御多忙のなかをご来駕を賜わりまして、まことにありがとうございました。

当人たちになりかわりまして、あつくお礼を申しあげます。

それではただいまから、奈良岡、星ご両家(あるいは新郎、新婦の姓名)のご結婚ご披露の祝宴を開かせていただきます。

開宴にあたりまして、このおめでたいご結婚に、ご媒酌の労をお執りくださいました××会社支店営業課長堀野良三様に、ご挨拶(ご両家ならびに新郎、新婦めご紹介)をお願い申しあげます」

■新夫婦を紹介するポイント
司会者の紹介で、媒酌人は媒酌人夫人と共に起立し、新郎、新婦、両家の両親も起立します。

媒酌人の挨拶は、新夫婦の紹介をかねると同時に、出席者への感謝であり、両家を祝福したものであり、両人の将来を列席者にお願いし、両人への希望(はなむけ)のことばでなければなりません。

いいかえれば、これらのポイントは、どれをいい忘れてもいけないわけです。

「ご媒酌人堀野様に、有意義なご挨拶をいただきました。

引き続きまして、きょうの晴れの宴席へ、ご来駕たまわりましたかたがたに、祝辞をお願いいたしたいと存じます。

まず新郎の勤務先支店長笹川周一氏にお願いいたします」

と、司会者は、媒酌人の挨拶がおわると立って礼をのべ、次に主賓の祝辞を求めます。

■標準的な披露宴進行の一例
結婚式は神式、教会式、仏式、簡素化、自宅での三三九度といろいろですが、披露宴のほうは洋式、和式、お茶の会、中国式と呼び方は違っても、概して順序や内容が変わらないようです。

1、開会の辞
2、媒酌人の新郎、新婦紹介
3、主賓の祝辞
4、乾杯属
ウエディング・ケーキのナイフ入れお色直し
祝宴の開始
スピーチ、歌、余興
祝電の披露
両親の謝辞
引き出物の配布
お開き(来賓退場、仲人見送り)新婚旅行出発


■来賓の受付、出迎え
受付 - 招待状に記した定刻の一時間前、受付の用意にかかり、三十分前には、受付を開始します。

受付係は来賓の名まえを聞いて、名簿にしるしをつけ、席次札を渡し、待合室に案内するのですが、サイン帳に署名してもらうときは、その場でしてもらうほうが簡単(よく宴の半ばにサイン帳がまわってくることがある)です。

出迎え - 定刻になりますと、会場係の知らせによって、来賓の入場ですが、新郎、新婦、媒酌人夫妻、両家の父母は宴会場入口の金屏風の前に一列にならんで出迎えます。

これはホテルなどで行なう場合だけでなく、お茶の会でも洋式ですと出迎えることが多い。


■嫁ぬすみ、いいなずけ、かけ落ち
・嫁ぬすみ - 男女二人のみではなく、男のがわには若人仲間のうしろ立てがあり、そのうちの二、三人が娘をかつぐ直接の下手人になります。

ぬすみおえたら、嫁の家に通告しますと、親はその労をねぎらい、娘がぬすまれたことを世間に吹聴し、これで結婚が成立します。

奪略婚です。

・いいなずけ - 双方の親の合意で、幼少のころから婚約をむすんでおくこと、またはその当人同志のことですが、語源的には三の姫(三番目のお姫さま)とか、権次郎の末娘とかというふうに、まだ名まえもついていない幼女へ、婚約のしるしとして、言名をつける(呼び名を贈る)ことです。

・かけ落ち - 互いに思いあい、愛し想っている男女が、しめし合わせて、ひそかに他郷に逃亡することですが、実際問題としては、オバさんの家あたりに、かけ込むことによって、既定の事実として婚姻の運びになります。


■荷物送りの宰領と荷物目録
荷物送りは、なるべく午前中に着くように考えて、当日は仲人、宰領の方にはお祝い酒を出し、宰領には荷物と目録を照合して、"本日はご多忙中をご苦労さまです。

目録のとおり先方におとどけくださいますよう、よろしくお願い申します。"と挨拶して鍵を渡します。

荷物目録は、使者から使者に渡すという意味で、差出人もあて名も書きません。

一枚の奉書に主だった品目を認め、端からくるくる巻きにし、同じ奉書で包み、表に上と書きます。

■シャワープレゼント
人前結婚式は自由な雰囲気のなかにも、厳粛さを失わないようにしたいもので、つづいて催されるパーティーも、楽しい演出が望まれます。

これにはシャワープレゼントなども一案です。

「かねがね花嫁さんには、手鍋下げてもいとやせぬ、とのこ心境だったとのことですので、気の利いた柄つきの鍋をみつけてきました」

「わたくしは料理の本です。花嫁さんに差し上げるのが本来でしょうが、共働きで食事の用意も共同責任とききましたので、とくに花婿さんに受けていただきたいと存じます」

「乾うどんですが、あたしゃあなたのソバがいい、とおっしゃると思いソバもはいってます」

ご存じのようにシャワープレゼントとは贈り物をシャワーのように浴びせかけることで、品物はちょっとしたものでよく、奇知とユーモアで、その場の興を盛り上げるのがねらいです。


■ウエディングリング(結婚指輪)
指輪は結婚の象徴です。エンゲージリングのほかに、はじめてウエディングリングを使用したのも、おそらくは古代ローマ人だろうといわれています。

なぜ結婚指輪までが必要になったかは、よくわかっていませんが、古くは飾りのない鉄製のリングだったのが現代はカマボコ形の金指輪が一般のようです。

初期のころは世俗的なものにすぎなかったのが、いつしか宗教的な是認さえうけるにいたったといってよく、結婚式では指輪は、媒酌人か指輪持ちがあらかじめ持っているのを、式次第に応じて司式者が受けとり、新郎に渡しますと、新郎は花嫁の左手の薬指にはあます。

左手の薬指は、それがもっとも使用することが少なく、よく目立ち、神聖な指とされているからで、結婚指輪は婚約指輪の上にはしないことになっており、二つはめるさいは、婚約指輪ははずしておいてあとではめます。

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