■その他の出会い
男女の恋愛の動機についていろいろ数えあげればきりがありません。

見合いから恋愛へのケースも少なくない。

スキーに、スケートに、旅行にと、適齢期の女性が男性以上に出かけるようになった時代を反映して、旅先で知り合いになり、恋愛に発展していく人たちもかなりいます。

また、交通事故など、知り合いのキッカケは不運でも、それが縁で恋愛にまで発展し、結婚していく、結果はハッピー・エンドというカップルもいます。

時代とともに、男女の知り合いの動機や恋愛の動機は、ますますバラエティーに富んでいくことでしょう。


■恋愛結婚の短所
しかし、恋愛結婚にもそれなりの欠点があり、せっかくみんなに祝福されて結婚しながら、破たんをきたしている人たちも、ひじょうに多くいます。

その破たんは、「あばたもえくぼ」式の恋をし、相手を美しく誤解してしまっていたという、恋愛の最大の欠点に起因しているのがほとんどです。

恋は、このような誤解を生みやすいという要素をもっています。

見合い結婚よりも、恋愛結婚に破たんが多いのは、恋愛は盲目的な人たちが多いかを物語っています。

ただたんに、好きだからいっしょになれさえすればよいという考えでは、一生を誤ります。

恋愛中でも、周囲の意見に、冷静に耳をかたむける態度が必要といえます。



・同級生や先輩後輩
昭和46年は、やたらに若く、学校が同じとか近い人たちどうしの結婚が目だちました。

平均年齢が男27歳前後、女24歳前後というのがそれまでの傾向でしたが、46年の春ごろから急に、男女とも22歳前後の人たちの結婚が目だつようになり、なかにはふたりとも20歳以下とか、女性にいたっては、春に高校を卒業したばかりという人たちの結婚式の司会を、かなりしたものです。

マスコミが扇動的にまきちらした「おさな妻」ブームが、実際に現われた感じです。

このような、若い人たちの場合は、学窓を出てからの年月が浅く、社会での活動や行動の範囲もせまく短いものですから、とうぜんの結果として、学校時代の同級生とか、先輩後輩の間がらといった学生時代に、すでに恋愛をはじめていたカップルが、圧倒的に多いのが特徴です。

小学校の1、2年から、「ボクはあの子が好きだ」と公言してはばからない時代ですから、こんごは、このような例で結ばれていくカップルが、ますますふえてくることでしょう。

・恋愛組
恋愛組のなかには、はじめは見合いで知り合いながら、結婚までの問に恋愛にいたっている人たちも含まれるのが一般的な傾向です。

それは、「見合いか恋愛か」ときかれた場合、答える側の心理として、すこしでも恋愛の要素があれば「恋愛」と、かっこいい答えで返すことになるからです。

したがって、昔式の見合いだけに限定せず、「友だちが紹介してくれた」とか、「先輩が引き合わせてくれた」とかいうように、最初は、なんらかの形での見合いであったものまで入れると、見合いから恋愛へ発展していくケースも、けっして少なくありません。



出会いの種類 通勤通学・文通

・通勤や通学での出会い
通勤や通学の電車やバスがいっしょで、毎日のように顔を合わせているうちに恋をするようになった、という人たちも多いようです。

最初のうちは、どちらかが乗る時間を合わせたり、同じ車両に乗るようにしたり、苦心していますが、しぜんに、相手にもそれがわかるようになり、交際するようになったというケースが、通勤通学の乗り物から結ばれていくカップルの、大半を占めているようです。

・文通を通じて
今は携帯電話も復旧しているので、文通はひと昔前の出会いになるでしょう。

男女交際が、今日ほど公然と、自由にできなかったころは、文通をはじめたのが縁で文通に恋の夢をたくす人がたくさんいました。

ただ、そのころから現在にいたるまで、変わっていないのは、文通による男女交際は、中、高校生かそれと同じ年代に多いということです。

それは、その年代が、もっともロマンチックな夢をえがく年ごろであり、未知の土地にあこがれる年ごろだからです。

手紙には夢があり、異性からのたよりは、まさに、ほのぼのとした夢の訪れでもあります。

新聞でも、週刊誌でも、雑誌でも、文通を希望している人たちどうしが手軽に相手を見つけることができるように、文通したい人がハガキで申し込めば、その旨、掲載してくれる欄を設けていました。

一度文通したい旨、掲載してもらうと、多いときには何十通もの反応があるそうです。

しかし、この年代に、未知の土地の未知の異性と文通した経験を持っている人は多くいますが、10人中9人までは、いつの間にかとだえてしまったといっています。

このように、文通が縁となり、熱烈な恋愛にまで発展していく人たちは、少ないようです。



出会いの種類 取引先・趣味

・会社の取り引き先カップル
最近、お互いが勤めていたところが取り引き関係にあったという関係で知り合いになり、交際するようになったというカップルも多くなっています。

どこの会社でも、営業活動が活発になり、セールスマンだけでなく、技術屋まで取り引き先を巡回するようになりました。

そのような男性は、仕事をしながら、広い範囲のなかから相手を見つけだせるようになったのです。

受ける女性の側も、まったく名まえも勤務先もわからない男性から声をかけられるよりも、勤務先や名前はいうに及ばず、ちょっと心がければ、仕事ぶりや人がらまでつかめる、取り引き先の男性から声をかけられるほうが応じやすく、最初から、気安く、コーヒーを飲みに行ったり、食事に行ったり、気がるにつきあいをはじめる人が多いようです。


・趣味を通じて
最近では、趣味というより遊びの場で知り合い、恋をするようになったという人たちが多いようです。

たとえば、ボウリング場やダンスホールなどで知り合ったとか、山や海のキャンプ場で知り合ったというように、正しくは、趣味といい切れない場合での結びつきが多いわけです。

以前のように、趣味で通っていたお茶の会で知り合い、しばしば顔を合わせるうちに恋するようになったとか、音楽鑑賞が趣味で、レコード・コンサートや演奏会などで、ときどき顔を合わせているうちに、恋愛にまで発展したというように、真の意味での趣味を通しての動機は少なくなったようです。

逆に、ほかの動機で恋愛するようになってから、一方が他方の趣味につきあっているうちに、双方の共通した趣味になったという人たちもふえています。

それだけ、ほかの面で知り合う機会が、男女ともに多くなったということでしょう。


儀式や礼法は、宗教の違いによって(無宗教の場合を含めて)、いちじるしい違いがありますが、それらのどれにも共通していることが一つだけあります。

それは、その結婚式が、結婚式の当事者である男女双方(新郎・新婦)の完全な合意にもとついてなされるものであるとの確認のもとに行なわれるということです。

(ここで、〈完全な合意〉というのは、相互の深い愛と理解から生まれるものであることはいうまでもありません。)

このことは、〈婚姻は両性の合意のみに基いて成立>するという憲法の精神にも添うもので、極端にいえば、結婚は、当事者である男女双方の完全な合意さえあれば、式をあげず、披露宴をしなくても、立派に成立するわけです。

現に、世間には、「費用がない」という理由からだけではなしに、「式や披露宴に多額の費用をかけるより、新居を整えた方がよい」とか「結婚は、当人たちの問題で、他人にひけらかす性質のものではない」などいう考え方から、二人だけで、あるいは親兄弟やごく親しい知友だけの立合のもとで式をあげ、幸福な家庭を築いている人たちも少なくありません。

それなのに、なぜ、まだ多くの人たちが、多額の費用をかけて、神前や人前で式をあげ、盛太な披露宴を開こうとするのかといえば、やはり、一生に一度のことだから、世間のしきたりどおり、神聖なものや知友たちの前で、永劫に変わるまいとの誓いを立て、できるだけ多くの人の祝福を受けて、結婚生活にはいった方がよいという考えからだといってよいでしょう。

みなさんも、この点を正しく理解されて、おたがいに愛しあえるよい伴侶を得て、幸福な結婚生活にはいられるよう祈ってやみません。

結婚通知はどう書くか

結婚披露宴に招待できなかった知友には、結婚通知状を出します。

結婚はしたが、披露宴をひらかなかった場合も同様です。

はがきを印刷する場合は、式をあげる前から頼んでおいて、新婚旅行から帰ってきたら、すぐにも出すようにします。

次は、結婚通知の一例を紹介します。


啓上 菊花薫る好い季節となりました。

みなさまにはいよいよご清適のこととお慶び申しあげます。

さて、私ども両人は、本月十五日、○○先生ご夫妻のご媒酌によって結婚し、下記にささやかな新居を構えました。

両人とも、ご承知のとおりの未熟者ですが、たがいに力を合わせて、明かるい家庭を築いてまいりたいと存じております。

どうぞ、今後ともいっそうのご厚誼を賜わりますようお願い申しあげます。

略儀ながら、ご挨拶まで。 

敬具

平成××年××月××日
○○県○○市○○町○○番地
大田太郎・京子(旧姓 小田)



お返しに添える礼状・披露宴出席者への礼状の例文を紹介します。

■お返しに添える礼状(一例)
拝啓 皆さまには、ますますご清栄のこととお喜び申しあげます。

さて、私どもの結婚に際しましては、ご丁重なお祝辞をいただき、そのうえ、お心のこもったお祝い品をお贈りくださいまして、まことにありがとうございました。

なにぶんにも、ささやかな新家庭で、諸事足らわぬなかに、まことに重宝な物をいただき、さっそく愛用させていただいております。

つきましては、本日、内祝いのしるしとして、心ばかりの品、○○デパートより配送申しあげました。

ご笑納いただければ、しあわせに存じます。

末筆ながら、今後ともよろしくご厚誼を賜わりますようお願い申しあげます。

まずは、お礼かたがたご挨拶まで。

敬具

■披露宴出席者への礼状(一例)
また、結婚披露宴に出席してくれた人たちへも新居の通知を兼ねて礼状を出します。

次はその例文を紹介します。

啓上 爽秋の候、いよいよご清適のこととお喜び申しあげます。

このたびの私どもの結婚にあたりましては、ひとかたならぬご芳情を賜わり、まことにありがとうございました。

おかげで、昨日、無事、新婚旅行を終えまして、表記の新居にはいりました。

至らぬ二人ですが、これからは、たがいに力を合わせ、足らわぬところを補いあって明るい家庭を築いていきたいと思っております。
どうぞこののちともによろしくご指導を賜わりますようお願い申しあげます。

略儀ながら、ご挨拶まで。

敬具


媒酌人は、たとえ当日だけの立会人であろうと、ふだんつき合いもあり信頼のおける人に依頼することが望ましい。

そういう条件を満たす人として、挙式当日の媒酌人を上司に依頼するケースは少なくない。

しかし、媒酌人の選定・依頼は、思いのほかむずかしい面があるもの。

無思慮に依頼すると、ときには同僚の反目をかったり、依頼した上司に迷惑をかけることにもなる。

現在の直属上司をさしおいた形で、昔の上司に依頼したり、日ごろ面倒をみてくれている上司を素通りして、コネのある重役に依頼したり、というようなやり方は、やはりその後の人間関係をむずかしいものにしかねない。

どうしても直属上司以外に依頼する根拠があれば、直属上司に相談をもちかけるという形で、根回しをする必要がある。

取引先の親しい人に依頼したい場合も同様である。

また、課長など中堅管理職の上司に依頼したときに、「部長にお願いしたほうがよいのでは」という返事が返ってくるかもしれない。
それは、多くは社内の人間関係のバランスを考慮してのことと考えられる。

その場合はムリじいせず、話を聞いたうえで納得したら、橋渡しを依頼してもよかろう。

いずれにせよ、職場の上司に媒酌人を依頼するにあたっては、社内状況をよく見きわめ、手順をきちんとふむ必要があることを忘れないこと。

軽い気持ちでうっかり依頼して、上司の顔をつぶすことになってしまった、というようなことがあってはならない。

また、上司に媒酌人をお願いしたり、上司の仲介で結婚が決まったりしたときなどにも、、職場と私事のけじめはつけること。

職場内で挙式の打ち合わせをするなどは慎まなければならない。

結婚はだれにもうれしいことだから気持ちが舞い上がるのはムりもないが、だからこそ、平素以上に公私混同しないよう心がけたいものである。



結婚相談所
■職場の慶弔に関しては
社内に慶弔規定があり、事務的に処理されるのが普通である。

また、それとは別に、結婚祝い、香典、見舞い金などについて、各部署ごとに簡単な規定を設けていることもある。

この場合は、(1)慶弔金として毎月一定額を積み立てる、(2)慶弔ごとに集める金額を決めてある、(3)各自の判断に基づく、のいずれかを選ぶことになる。

つき合いの範囲は、会社の規模や慣習により異なるが、原則的には、同じ部課内に限ってよいだろう。

もちろん、二十人以下の職場であれば、社員全員となろう。

つまり、いつも、顔を合わせて仕事をしている人の範囲と考えればよいわけだ。

この範囲を超える人については、一般の知人同様、つき合いの深さで決める。

お祝い金の額は、同僚とレベルを合わせること。

若い社員は上司より多い金額を包まないのが礼儀である。

なお、管理職であれば、部下の慶弔に際して、ポケットマネーから祝い金や見舞い金、香典などを出すこともある。

その場合、常に、どの部課員に対しても、金額を公平にすることが大切。



■業務上のスケジュールを無視しない
結婚が私事である以上、業務上のスケジュールを無視して挙式のスケジュールを決めるわけにはいかない。

所属部署が多忙な時期に、挙式、新婚旅行のための休暇をとれば、同僚に迷惑をかけることになろう。

披露宴に招待するにしても、同僚たちの都合のやりくりもたいへんになろう。

可能なかぎり業務に支障をきたさないような挙式スケジュールを立てたいものである。



国際結婚
■結婚が決まったら
結婚は本人にとっては一生の大事に違いないが、あくまで私的な慶事である。

その準備はなにかとあわただしいものだが、業務に支障をきたすことのないような配慮が必要である。

いかなる場合も、公私のけじめをつけるのはビジネスマンの心得のうちである。

取引先関係者はいうまでもなく、社内の同僚にも必要以上にふれ回らないこと。

特に、下請け業者や、得意先の担当者への伝え方には慎重を要する。

個人的な事情で迷感をかけることにもなりかねないからだ。

まず上司とか会社の人事部などへ報告し、然るべき手続きをとることが第一だろう。

一定の手順をふめば、それによっておのずと職場内に伝わり、自分自身でいちいちふれまわる必要がなくなるものである。



■上司への報告
短期間とはいえ、まとめて会社を休むわけだから、業務進行上の配慮が必要になり、職場結婚であれば人事上の配慮も必要になるので報告は早めにする。

また、そうした業務上の問題以外にも、上司への配慮という点でも報告は早いほうがいい。

部署の人間が全員知っているのに、直属上司だけが知らなかったというような事態は、避けたい。

プライベートなこととはいえ、人間関係が気まずいものになりかねない。

職場結婚の場合には、いっそうこうした配慮が必要となる。



■結婚した旨の届出
総務部・人事部など規定の部署へ、定められた用紙(書式)で届けを提出する。

これを行わないと、社内の慶弔規定による、結婚祝い金や、扶養家族手当の支給がされなかったり、遅れたりする。

また健康保険証の記載事項の変更などの手続きも忘れないようにする。



シニア結婚

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