2016年3月アーカイブ

略式の結納の取り交わし方

結納は時代とともにかなり簡素化された形になり、最近は仲人宅やホテル、料亭などに仲人と両家が集まって同時に取り交わす方法がほとんどです。

■仲人に結納晶を渡す時のやりとり

男性側「このたびは仲人のお役目、まことにご苦労さまでございます。

本日はお約束のしるしに結納品を持参いたしました。

先様に幾久しくお納め願いますよう、よろしくお願い申し上げます」

仲人「本日はお日柄もよく、まことにおめでとうございます」

仲人は受け取った結納品を正面(床の間)に置き、女性側からも同様に結納品を受け取って正面に置きます。

■結納を取交わす

仲人「本日はご両人様、まことにおめでとうございます。

本来ならば私がご両家に持参するはずのものでございますが、勝手をさせていただき、略式ながらここでご結納のお取り次ぎをさせていただきます」

仲人夫人が男性側の結納品を女性本人の前に置き、あいさつします。

仲人夫人「○○様からのご結納でございます。

どうぞ幾久しくお納めください」

女性側「ありがとうございます。

幾久しくお受けいたします」

女性側の結納品も、同様に男性側に納めます。

■受書を納める

結納交換が終わったら双方で目録に目を通し、受書を仲人夫人に渡します。

女性側および男性側「ご結納の品々、幾久しくお受けいたしました。

これは受書でございます。

どうぞお納めください」

仲人夫人は、交互に受書を納めて席に着きます。

■祝い膳を囲む
仲人「ご両人様とも結納を幾久しくお受けいただき、交換の儀は滞りなく相済みました。

皆様まことにおめでとうございます」

これで儀式は終了し、全員で祝い膳を囲んで乾杯を行います。

婚約後のお付き合い

■婚約後のお付き合い

両親が遠く離れている場合は別として、婚約すると相手の家を訪れる回数が多くなります。

一日も早くその家の雰囲気に慣れ、家族と仲よくなるためにも、そうした機会を利用して皆と親しく言葉を交わしたいものです。

相手の家を訪ねたら家族と親しく言葉を交わす
ただし、早く家族に溶けこもうとするあまり、どこへでも無遠慮に入りこんでいくような態度は慎まなければなりません。

あまりに他人行儀なのも困りますが、やはり、ある程度の遠慮、控えめさは必要です。

食事をごちそうになったときなどは、女性の場合、お客様然としていないで、気軽に台所の手伝いに立つようにしましょう。

この場合も、でしゃばらないように気をつけます。

そのほか注意したいのはふたりの間の呼び方で、人前で呼び捨てにしたり、愛称で呼んだりするのは好ましくありません。

きちんと名前に"さん"をつけて呼びます。

また、本人どうしの口約束だけでは、婚約していたことの証明にはなりません。

■婚約を解消する場合の仲人の役割

一度まとまった話がこわれるというのは、仲人としてもつらいものですが、断りの理由が納得できるものであれば、早々に解消の労をとることが大切です。

(1)両家の間に立って、納得のいくように婚約解消の話をつける。

(2)結納品、婚約記念品、家族書、親族書、写真など、婚約中に取り交わした品物いっさいを双方に返す。

(3)損害賠償の問題が起こった場合は、できるだ・け早く、円満に解決するように最善を尽くす。


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