2019年4月アーカイブ

見合い結婚の媒妁人

見合い結婚の媒妁人といっても、かならずしも、見合いからめんどうをみてきたカップルの媒妁とは限りません。

友人や友人グループがとりもったカップル、交際会や相談所を通しての見合い組の媒妁人は、恋愛結婚同様、ほとんどが名誉媒妁人ということになります。

また、紹介したり、世話をすることは好きでも、「挙式のときの媒妁人はどうも・・・」という人たちもいますので、昔ふうのお見合いで知り合ったカップルの結婚式でも、名誉媒妁人やビジネス媒妁人という場合もあるわけです。

媒妁人が仲にはいって、結納交換の儀式をすることは少なくなりました。

もっとも、地方へいくほど、恋愛、見合いをとわず、人をたてて結納交換をする率が高くなりますから、地域によっては、大半が仲人をたてて、結納交換をしているところもあります。

また、媒妁人を男性側、女性側からそれぞれ一組ずつ、計二組をたてるならわしの地方もあります。

さらには、媒妁人のほかに、「はね親」をたてる地方もあります。

この地方では、はね親夫婦が、媒妁人の役めを果たしますから、媒妁人夫妻は、挙式時だけの形式的な存在になります。

「はね親」には、兄や姉夫婦、伯父や叔父夫婦というように、肉親や親せきの年上の夫妻がなるならわしがあります。



見合い結婚の長所と短所

・長所
見合い結婚のよい点は、少なくとも、何人かの人が、相手をみてくれるということです。

とくに、世話好きな年配者がおぜんだてする、昔ふうな見合いや、大学教授などが主催する交際会を通じての見合いでは、当人たちより、社会的、経験的に、人を見る目がつちかわれた人たちが相手をみてくれることになり、それだけに、見まちがいがないといえましょう。

それらの人の観察や、両親の観察にパスした相手で、さらに、本人どうしも気に入って結ばれるなら、これほどの良縁はないはずです。

結婚後、万一トラブルが起きた場合でも、両親や仲人さんなど、結婚前に力になってくれた年長者に相談もしやすく、それらの人をまじえて、冷静に対処できますから、解決もはやいという利点があります。

恋愛結婚より、見合い結婚に破たんが少ないのも、とうぜんといえましょう。

しかし、見合い結婚にも、いろいろ欠点があります。

・短所
恋愛結婚の利点は、そのまま、見合い結婚の欠点につながるといえますし、見合い結婚の最大の欠点は、仲人口にのせられた人たちがいるということです。

身上相談にくる人に、このような例が多く、問題もこじれやすく、解決しにくいという面をもっています。

したがって、仲人をする場合、意識的にはもちろん、結果的にも仲人口にのせることのないよう、じゅうぶん注意されたいものです。


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