2019年1月アーカイブ

出会いの種類 取引先・趣味

・会社の取り引き先カップル
最近、お互いが勤めていたところが取り引き関係にあったという関係で知り合いになり、交際するようになったというカップルも多くなっています。

どこの会社でも、営業活動が活発になり、セールスマンだけでなく、技術屋まで取り引き先を巡回するようになりました。

そのような男性は、仕事をしながら、広い範囲のなかから相手を見つけだせるようになったのです。

受ける女性の側も、まったく名まえも勤務先もわからない男性から声をかけられるよりも、勤務先や名前はいうに及ばず、ちょっと心がければ、仕事ぶりや人がらまでつかめる、取り引き先の男性から声をかけられるほうが応じやすく、最初から、気安く、コーヒーを飲みに行ったり、食事に行ったり、気がるにつきあいをはじめる人が多いようです。


・趣味を通じて
最近では、趣味というより遊びの場で知り合い、恋をするようになったという人たちが多いようです。

たとえば、ボウリング場やダンスホールなどで知り合ったとか、山や海のキャンプ場で知り合ったというように、正しくは、趣味といい切れない場合での結びつきが多いわけです。

以前のように、趣味で通っていたお茶の会で知り合い、しばしば顔を合わせるうちに恋するようになったとか、音楽鑑賞が趣味で、レコード・コンサートや演奏会などで、ときどき顔を合わせているうちに、恋愛にまで発展したというように、真の意味での趣味を通しての動機は少なくなったようです。

逆に、ほかの動機で恋愛するようになってから、一方が他方の趣味につきあっているうちに、双方の共通した趣味になったという人たちもふえています。

それだけ、ほかの面で知り合う機会が、男女ともに多くなったということでしょう。


儀式や礼法は、宗教の違いによって(無宗教の場合を含めて)、いちじるしい違いがありますが、それらのどれにも共通していることが一つだけあります。

それは、その結婚式が、結婚式の当事者である男女双方(新郎・新婦)の完全な合意にもとついてなされるものであるとの確認のもとに行なわれるということです。

(ここで、〈完全な合意〉というのは、相互の深い愛と理解から生まれるものであることはいうまでもありません。)

このことは、〈婚姻は両性の合意のみに基いて成立>するという憲法の精神にも添うもので、極端にいえば、結婚は、当事者である男女双方の完全な合意さえあれば、式をあげず、披露宴をしなくても、立派に成立するわけです。

現に、世間には、「費用がない」という理由からだけではなしに、「式や披露宴に多額の費用をかけるより、新居を整えた方がよい」とか「結婚は、当人たちの問題で、他人にひけらかす性質のものではない」などいう考え方から、二人だけで、あるいは親兄弟やごく親しい知友だけの立合のもとで式をあげ、幸福な家庭を築いている人たちも少なくありません。

それなのに、なぜ、まだ多くの人たちが、多額の費用をかけて、神前や人前で式をあげ、盛太な披露宴を開こうとするのかといえば、やはり、一生に一度のことだから、世間のしきたりどおり、神聖なものや知友たちの前で、永劫に変わるまいとの誓いを立て、できるだけ多くの人の祝福を受けて、結婚生活にはいった方がよいという考えからだといってよいでしょう。

みなさんも、この点を正しく理解されて、おたがいに愛しあえるよい伴侶を得て、幸福な結婚生活にはいられるよう祈ってやみません。

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