国際結婚の体験記その2「ベルギー」「イラン」「フィリピン」

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係官はきちんと式服を着、この町の公用語であるフラマン語で式を始めた。

私たちは結婚の誓いのようなものを読むように促されたが、目で追ってみるだけで、なにが書いてあるのか理解するには至らな
かった。

最後に二人が大きな結婚届出帳に署名をし、二人の保証人(仲人)も署名して式は終わった。

役所が結婚式まで行わなければならないかどうかは別として、日本の役所で扱う結婚届とずい分違う、という印象を残した結婚式だった。

〈宗教婚〉
ギリシャは1983年から民事婚を認めていますが、まだまだ圧倒的多数の人がギリシャ正教の教会で結婚式をあげ、それが公的なものとなっています。

イランも宗教婚です。

イランは、イラン人男性(イスラム教徒)が異教徒の女性と結婚することは許していますが、イラン人女性が異教徒と結婚することを認めていません。

結婚や離婚の登録は、町や村にある登録所が政府(法務省)の許可を受けて民間事業として行っています。

結婚も離婚も共にイスラムの教えにもとつく規律に従わなくてはなりません。

イランではメッリエという結婚契約金が結婚前に決められます。

「メッリエとは、万一、夫の側に妻と離婚したい事情ができたとき妻に支払うお金のことで、役所で結婚の書類を作る際にも金額を明記する。

〈フィリピンの結婚〉
結婚を正式に行なう人として、家族法7条によると、判事、教会の権威者、艦長(あるいは機長)、軍司令官、領事があります。

1991年地方自治法では市長も含みます。

注意!どんな結婚をするにしても、日本への婚姻届を忘れずに!

国際結婚

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