地方での国際結婚に盛り上がり

| コメント(0)
日本では、国際結婚を後押しする機運が地方を中心に高まりました。地方では、若い女性が少ないため、お嫁さんを探す手段として国際結婚に期待が高まったのです。

しかし、地方の市町村などの行政機関や公益団体は、国際結婚支援に専念してこまめに働くわけにいかず、その方法も議会の承認を要したり、公益法人もその目的の中に国際結婚をうたっているわけではないので、自ずから制約された範囲内の活動しかできません。

その隙間を縫うように、かつてのお見合い仲人の役割を担う国際結婚の仲介業者、別のブローカーが出現してきました。

ブローカーの彼らの活動によって地方の青年や都会で忙しく働くサラリーマン、内気な青年などが救われているのも事実です。

一方で、仲介を業とする国際結婚相談所なるものが雨後のたけのこのように都会から地方へと広がりました。

これらは、できてはつぶれ、できてはつぶれの繰り返しで、その経営の不安定さの犠牲になるのは、会員となった日本人の男性でした。

独身女性の国際結婚希望者もいないことはありませんが、結婚相談所や仲介業者に多額の金銭を払ってまで、外国人の紹介を依頼する例はまだ少なかったのです。

コメントする